クイックブレーキの練習方法


 取り付けた後、今まで通り右足でブレーキを使い、車や人のいない駐車場や空き地などへ行き、そこで練習してください。 また、安全に十分注意をして行ってください。特に左足に集中して本気で上達しようと思えば短い時間で習得できます。自分は運転がうまいから練習なんか要らないなどと、思わずに必ず練習してください。
今まで、まじめに練習した人は、全員が使いこなせるようになりました。
しかし、練習しなかった人は約半数の人が使えるレベルになるのに練習した人の倍以上時間がかかりました。
また、ブレーキの練習に集中するためには、信号や人や他の車のいない場所で行ってください。
(公道では安全性が確保できないので、練習に集中できない為)

※  今から運転する車を、ゴーカートだと思って下さい。
   そう思うことで、気軽に練習できます。

*足踏み式パーキングブレーキの外し方
ギヤがパーキングに入っていることを確認してから、左足で足踏み式パーキングブレーキを
踏み込み外します。
その後、左足でクイックブレーキを踏み、ギヤをP(パーキング)からD又はRに入れて下さい。




1 練習場所を探す                  (下の画像をクリックすると練習動画が見れます)
駐車場等での練習
50m×25m程度の広さの駐車場又は、空き地などを探します。
スピードを出す必要は無いので、それほど広くなくても また広さが取れない場合は、30m位でUターンが出来るところなら十分可能です。


2 両足ブレーキの練習方法 
クイックブレーキの左右どちらの足でも踏めるという利点を使う方法です。
初めに時速20kmくらい出して、今まで通りに右足でブレーキを踏みます。その時、クイックブレーキに左足も載せておきます。
つまり、いきなり左足で踏むのではなく、初めは右足で踏み、左足に右足の動きを覚えさせるのです。 ブレーキ操作の最高の先生は右足です、その先生に左足が常に教えてもらうことで、より早く左足ブレーキをマスターすることができるのです。 左足には力を入れず軽く載せているだけです。
こうして、しばらく両足で運転していれば、右脳に左足のブレーキの踏み方を覚えさせることで、短い時間で習得することができます。慣れてくれば右足と左足に同じように力を入れ踏めるようになり、さらに、練習すれば左足だけで踏めるようになります。
緊急時は、両足で強く踏んでも、今の車はABSが付いているため、問題なく止まることができます。


3 左足ブレーキのコツ 
ブレーキを踏むコツは、遊び部分を素早く踏み込み、そこからスピードに合わせて踏む力を調整することです。
これは今まで右足では無意識に行っていたことなのですが、左足では慣れていないので上手に出来ません。
つまり、左足ブレーキで重要なことは、思い切って踏むということと、止まる手前で少し力を緩めてスムーズに停止することなのです。 (但し、急いで止まる必要があるときはブレーキを緩める必要はありません。)
左足だけで練習するのは、時間がかかりますが、いつも両足で踏めば早く覚えられます。
最初の両足運転の練習は出来れば、ある程度慣れるまでして下さい。
なぜ、この練習をしてほしいのかと言いますと、一般公道では条件により変わりますが、10km位走っても、ブレーキをかける回数はせいぜい約20回から30回程度しかありません。そして、スピードの出る道ほどブレーキをかける回数が少なくなります。また、信号や標識があり、他の車が走っている公道では、ブレーキだけに集中はしにくいのです。
そのため、一般公道を走るより、こういった場所で集中して練習したほうが早く上達するのです。


4 急ブレーキの練習 
スムーズに停止できるようになったら、今度は時速30km位まで少しスピードを上げて左足で強くクイックブレーキを踏んでみてください。これで、自分の車が止まるのにどの位の距離が必要なのかが分かると思います。
そして、これ以上は早く止まることができないと言うこと覚えておいてください。
もし、もっと広い駐車場などがあれば時速50kmくらいでも試してください。
(注意 公道では追突される恐れがあるため絶対に行わないでください。)


5 公道での運転 
両足で運転するのは、少し慣れれば運転できます。
さらに、自信を持って左足でブレーキがかけられると思えるようになったら左足のみで運転してください。スポーツと同じで反復練習をすれば、するほど、上達し、左足でも反射的にブレーキが掛けられるようになります。
そして、左足でブレーキを使い始めると、左足の太腿あたりが疲れてきます。これは、今まで使っていなかった筋肉を使うため、疲れるのです。
しかし、1週間ほどするとあまり疲れなくなり、左足ブレーキもかなり自在に使えるようになっています。

 

使用方法


   クイックブレーキの最大のメリットである、右足でアクセルを踏みながら左足もブレーキペダルに足を
   載せて置けるということで、とっさの時にもすぐにブレーキをかけることが出来るため、以下のような
   使い方が出来ます。



1

クイックブレーキのペダルに足を載せている時
通常はクイックブレーキのペダルに足を載せていても、アクセルを踏んでいるときは、サーボが効かないためブレーキペダルは踏み込まれません。 (ブレーキペダルに足を載せているときでも10mm程度踏んでいてもブレーキは利きません、しかし、その状態でブレーキランプが点いてしまう場合は、ブレーキスイッチの調整をして、点かないようにしてください。)
住宅街や学校の近く、人通りが多い場所、渋滞した道や駐車場、車間距離が近いとき、また、交差点に近づいたとき、など、事故の可能性が高い場所などでは常にクイックブレーキのペダルに足を載せておいてください。
さらに、ブレーキをあらかじめ少し踏んでおくことで、急ブレーキをかけてもより早く止まることができます。

2

フットレストに足を載せている時
幹線道路や高速道路などで、比較的道路が空いている時など。


クイックブレーキのペダルとフットレストに足を載せている時
自在に使いこなせるようになった人向け、すぐにクイックブレーキに移動もしやすく、またフットレストに足を乗せているため疲れにくい。時々ブレーキを使う程度のロングドライブの時など。(クイックブレーキを踏み込んでもフットレストよりクイックブレーキペダルの位置が高くなるように調整する必要があります。)

 

左足ブレーキを使えば、アクセルとブレーキの踏み間違えは絶対に起こしません。

皆様が、左足ブレーキを確実に使えるようになり、

安全で快適なドライビングが出来るように心からお祈りしています。

 

 

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