1 左足ブレーキを初めて使う方へ
最初は前車との車間距離を多めに取り、運転してください。
また、左足ブレーキを使い始めたら最低でも10日間は使ってください。
誰でも最初は上手く使えません。
また、最初は左足、特に太もも辺りが疲れてきます。
しかし、1週間から10日程で上手く使えるようになります。
また、その頃になると不思議と左足の疲れもなくなります。
さらに、1ヶ月程で右足と変わらないくらい上手になります。
2 左足でブレーキを踏んでいることができるため、停車時は
アクセルペダルから右足を外しておいてください。
停車時に無意識にアクセルを踏んで、発進しまうことを防げます。
3 車両によりドライビングポジションが違います。
そのため、クイックブレーキの使い方も多少違ってきます。
ハイシートタイプ
ミニバン、ワゴン車、コンパクトカーなどシートが高い車
・ひざが立たないタイプ
(ひざがシートよりあまり上にいかないため足が疲れにくい。)
・フットレストに足を乗せなくても足が疲れにくい
・クイックブレーキに足を乗せたままで走れる
ローシートタイプ
セダンやスポーツカーなどシートが低い車
・足の重心がシートより上にある。
・ひざが安定しないためフットレストがある方が運転しやすい。
・フットレストとクイックブレーキに乗せると運転しやすい。
4 足が疲れるときは、シートの位置を調整してください。
また、シートの座る位置は奥いっぱいに座ってください。
さらに、それでも足が疲れるようでしたら、一般道ではシートの位置を少し後ろに
した方が足首が伸びるため足が疲れにくくなります。
ペダルの調整
ペダルの調整が正しく出来ていないと足が疲れたり、強く踏んだ時にフットレストや
フロアに当たりブレーキが十分に効かなかったりしますので、正しく調整して下さい。
クイックブレーキはブレーキペダルより15~25mmていど低く設定した方が乗りやすい。しかし、車によってクイックブレーキを強く踏んだ時、フロアやフットレストに当たってしまう場合は付属のスペーサーを入れてクイックブレーキの高さの調整をして下さい。
またフットレストが下にある場合はクイックブレーキを強く踏んでもフットレストに当たらないように
調節してください。
フットレストの高さ調整
フットレストはコルクの板や発泡スチロール、木の板などにガムテープなどを貼り作ったものを、
フロアに両面テープ等で貼ると高さが調整できます。