世界初 乗用車用、両足運転専用ペダル
アクセルとブレーキペダルがハンドルの軸を中心にシンメトリー(左右対称)に配置
最高のドライビングパフォーマンスを引き出します。
最高の車の運転方法とは、どういうものなのか。
現在の技術的観点から言えば、レーシングカーのように手でハンドルを操作して、両足でアクセルとブレーキペダルを操作する、両足運転。これが、現在の最高の運転方法。
その最高の運転方法を、理想的な形にするために、開発されたのがパーフェクトドライビングシステムです。
クイックブレーキは車のブレーキペダルに取り付けるだけで、両足運転が出来るため、大変便利です 。
しかも従来通り右足でもブレーキが踏めるという、利点があります。
しかし、完全に左足ブレーキをマスターした人にとっては、右足で踏むブレーキペダルは不要で、邪魔な存在です。
そこで、もっと理想的なペダルレイアウトにして、操作フィーリングも良くしたいと考えました。
ノーマルのブレーキペダルは、アクセルペダルに比べても軽く、アクセルを離すとサーボが働き、足を載せているだけで、沈み込んでしまうことがある。また、ストロークが多く、フニャフニャな感じでタッチも悪い。
そして、ペダルが軽いため、フットレストに足を載せなければならない時がある。
これにより、フットレストからクイックブレーキに移動する時に、0.1秒程度のロスが生まれる。
車のペダルは、右足のみで運転するように作られているため、アクセルの位置が右端にあり、ノーマルのブレーキペダルがある為、レーシングカーのように足を中央に寄せて運転できない。
ノーマルのペダルとシンメトリーペダルシステムのレイアウトの違い。
シンメトリーペダルシステムのアクセルがノーマルのブレーキペダルの位置にきています。
① ブレーキペダルを左足専用のブレーキペダルにするために、レバー比を変更してストロークを約20%減らしました。
これにより、ブレーキのマスターシリンダーの径を太くしたことと同じ効果が得られます。
また、ペダル位置が左側にある為、ノーマルのペダルより強度や、ねじれ剛性を高めるため、取り付け部の幅をノーマルの3倍にして、アームを板からパイプ形状にしました。
② アクセルペダルは、ノーマルのブレーキペダルが無くなったため、中央付近まで伸ばすことが出来ました。そこで、専用のアームを作り、ブレーキペダルと同じペダルを取り付けました。
[ 結果 ]
ノーマルのブレーキを踏んだ時の、フニャフニャ感が無くなり、カチッとした感じになりました。
また、ストロークが減ったため、すぐにブレーキが、効くようになりました。
そのため、感覚的には、ストロークが半分くらいに減った様に感じます。
まさにレーシングカーのようなフィーリングです。
さらに、ペダルに足を載せていても沈まなくなったため、今まで車に付いていた、フットレストが不要になりました。
当社では、一定の荷重がかかった時に、ロックが外れフッレストがフリーになる可動式フットレスト等、フットレストを無くすために様々な開発を行って来ましたが。しかし、これによりブレーキペダルがフットレストの代わりに為るため、フットレストが不要になり、いつでもブレーキがタイムラグ無しで踏めるようになりました。
ストロークが減った分、ペダルは少し重くなったので、多少慣れが必要ですが、ブレーキの性能は変わりません。
また、レーシングカーなら、小さなペダルがあればいいだけですが、
乗用車は、常にスピードを出して走るわけではないので、足を広げて、リラックスして運転したりすることもあります。
そこで、アクセルペダルとブレーキペダルは、横に長くしてあリます。そのため、レーシングカーのように、両足を揃えてスポーツドライビングしたり、のんびりドライブしたりと、その時々の状況に応じて様々な運転ができる様になりました。
そしてこのことが、右足で踏めば、どこでもアクセルになり、左足で踏めばどこでもブレーキになるという、自由な運転スタイルが出来ることで、最高のドライビングシステムが完成しました。
ペダル
アルミ製で削り出しの溝にゴムをはめ込んだタイプ
開発した車両はランサー・エボリューションX用です。
ランサー・エボリューションX用
レバー比を変え、ショートストローク化したため、遊びが減り、足首を少し動かすだけでブレーキが効く、
レーシングカーの様なフィーリング。
※ シンメトリー ペダルシステムは、発売日・価格共未定です。